指導方針

ー今日を頑張れー

「今日を頑張れ」は武蔵館の座右の銘。団旗や面下(手ぬぐい)に記されています。武蔵館の立ち上げ時に「小さい子もすぐに理解できる言葉がよい」と、師範の今濵雄二先生が決めたそう。

剣道の試合では会場のあちこちに参加道場の団旗がかかげられますが、武蔵館の団旗は所属道場に関係なく、子ども全員の励みになっていると思います。



ー指導方針ー 

■ 魂の利いた人間を育てる

「今日を頑張れ」の旗の下、剣道を通じて“魂の利いた人間”を育てるのが目標。

剣道の技術はもとより、礼法や作法の指導にも力を入れ、道場で学んだことを日常生活に生かせる「居住まいの正しい子」の育成を目指しています。


<武蔵館の魂(子ども会則)>

私たちは剣道を正しく学び、仲間と一緒に真剣に稽古します。

先生の話をよく聴いて、礼儀を正しくし節度を守ります。

そして、正しい心と強い体をつくります。


■ 剣道が好きになり自信が付く稽古

武蔵館では、子ども全員が剣道を好きになれるような指導を工夫しています。その一つが「全員同じ内容の稽古」です。

ある程度基本の動きができるようになると、武蔵館では師範の号令一下、幼稚園児から中学生までほぼ同じメニューの稽古を行います。

子ども達は常に先生の話に耳をすませ、道場にピーンと一本緊張の糸が張り詰めます。全員が連帯感を持ち、みんなで稽古を盛り上げていく雰囲気ができるのです。

また、低学年や初心者も、先輩と同じ稽古をやっていると思うと自信が付くようです。なお、初心者には2~3人に一人の指導補助が付き、言葉をかけ様子を見つつすすめています。


ー道場三訓ー

■ 正しく・・・正しい行いができる子

■ 厳しく・・・他人にやさしく 自分に厳しくできる子

■ 仲良く・・・誰とでも仲良く 人のいやがることをしない子

 

雄二先生が生まれ育った鹿児島では、昔から「嘘をつくな、負けるな、いじめをするな」という三訓があったそうです。これは薩摩藩の「郷中(ごじゅう)教育」の基本方針で、先生も恩師から常にこの言葉をかけられたそうです。

武蔵館ではこの教えをもとに、剣道だけでなく日常生活を送る上でも指標となり、また、子ども達にも理解しやすい「正しく、厳しく、仲良く」の三訓を道場訓としています。

令和3年12月27日(月)「稽古納め」にて。武蔵館では稽古の最後に、保護者の皆さんに感謝の礼をしています。今年も1年間、お仕事や家事・子育てで忙しい中、子どもたちを送迎していただきありがとうございました。

令和3年3月13日(土)コロナ禍で公式試合がほとんど中止になってしまった今年度。頑張ってきた子どもたちをねぎらうために部内大会を開催しました。


2泊3日の夏合宿。真剣な表情での基本所作の稽古。

プールに花火、お楽しみもいっぱいの行事です(写真はH30年、R1年のもの)

剣道教室-武蔵館-

埼玉県越谷市の剣道教室。剣道の技と心を正しく学び日常生活に活かすことで「社会力」を養います 初心者・低学年が多く親しみやすい環境で、川口市、さいたま市、東京都内からも仲間が通っています。出稽古希望の方も是非どうぞ。